剣道の第４０回兵庫学生大会新人戦（６日、県立文化体育館）で関西福祉大２回生の亀井健太郎さん（２０）＝倉敷市、３段＝が男子個人の部を制した。
　３回生以下の剣士たちが競う同大会。男子は６１人が出場した。亀井さんは身長１８３センチの長身から繰り出す多彩な技がさえ、相手に一本も与えることなく６試合を勝利。決勝を含む３試合で強豪の関学勢を破る価値ある優勝を果たした。
　「よい緊張感をもって戦えた。相手の動きも見えたし、大学に入ってからでは一番の出来だった」と亀井さん。準優勝だった春の県大会はあと一歩で頂点を逃して悔しい思いをしただけに「素直にうれしい」と勝利を喜び、「もっと強い相手でも自分の剣道が出来るように」とさらなる向上を誓った。

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掲載紙面（PDF）：
2013年10月19日(2058号) 1面 (8,116,744byte)
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