「ゴールボール」のチーム誕生
2014年04月02日
赤穂初のゴールボールチーム「じんたくん」を結成した=右から=目木さん、大河内さん、西山さん
ゴールボールはもともと視覚障害者の訓練プログラムとして考案。1976年にパラリンピックの正式種目に採用され、2年前のロンドン大会では日本女子代表チームが金メダルを獲得した。
赤穂で初のチームを発足させたのは、尾崎の目木伸幸さん(50)、大津の大河内健一郎さん(50)、西有年の西山毅さん(46)。専用の競技用ボールがなければプレーできないため、これまでは姫路まで行く必要があったが、兵庫県ゴールボール協会からボール1個を借り受けることができ、今年1月から地元の体育館でも練習が可能になった。チーム名は赤穂の観光マスコットにちなんで「じんたくん」とした。
ゴールボールは1チーム3人の競技。試合形式の練習を行うにはメンバーがあと3人必要だ。プレーヤーは「アイシェード」と呼ばれるゴーグルで視界を完全に遮って競技するため、視覚障害者と晴眼者が一緒に出場できる大会もある。目木さんは「鈴の音にうまく反応して相手のボールをブロックできたときがおもしろい。ぜひ一度体験してみて」と呼び掛けている。
練習は毎月第1土曜の午後1時半から加里屋中洲の赤穂地区体育館。ただし、4月は6日(日)午後1時半からさつき町の尾崎地区体育館で行う。体験、見学の問合せは赤穂ボランティア協会TEL42・3211。
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掲載紙面(PDF):
2014年4月5日(2082号) 4面 (9,189,908byte)
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