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「つなぐ剣道」で創部初の県準V

 2014年11月20日 
県大会の決勝に進出し、新たな部史を刻んだ坂越中剣道部女子
 剣道の第32回県中学新人大会(15・16日、県立武道館)の女子団体で、坂越が創部初の準優勝に輝いた。部員たちは「来夏の県総体は優勝して全国大会に行きたい」と一段上の目標を掲げている。
 県下8地区の上位計59チームが出場した。初戦を勝った坂越は持ち味の「全員でつなぐ剣道」を存分に発揮して和田山、安室、魚住の各地区1位校を次々と撃破。決勝では優勝候補筆頭の甲子園に1−4で敗れたものの価値ある成果を残した。
 記録によれば、坂越女子が県大会でベスト4以上に勝ち進んだことは夏の総体を含めても初めて。女子部員6人のうち5人が中学に入ってから竹刀を持ったというメンバーが部史に新たなページを書き込んだ。
 福田豊彦顧問(57)は「この冬の頑張り次第で大きく成長する伸びしろがある。同じ登るなら高い山を目指してほしい。この子たちなら、きっと頂点に到達できる」と熱い期待を寄せる。主将の中丁美乃さん(13)=2年=は「まずは剣道の基本となる礼儀やあいさつを大切にする。部員同士のミーティングも増やしてレベルを高め合いたい」と気を引き締めていた。
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掲載紙面(PDF):
2014年11月22日(2112号) 4面 (12,122,450byte)
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