７日まで高砂市総合体育館で行われた柔道の兵庫県中学新人大会で赤穂２年の竹内龍生君（１４）＝が男子５５キロ級で優勝。体重無差別で各世代の頂点を争う来年２月の「兵庫グランプリ」への出場を決めた。
　各地区予選の上位選手が競う大会で同階級には２２人が出場した。西播１位の竹内君は得意の内股がさえ、初戦から準決勝までいずれも１試合３０秒以内で一本勝ち。第１シードと対戦した決勝も内股で有効を奪って優位に立ち、焦って前に出てきた相手を小外刈りで鮮やかに仕留めた。
　幼稚園から柔道を始め、小２から毎朝ランニングを続けているという努力家。県制覇は小１の学年別大会で経験して以来で、今夏に取り入れた体幹トレーニングで相手の仕掛けに崩れない力が増した効果が出たという。
　兵庫グランプリでは体重が自分の倍近い重量級選手と当たる可能性もあるが、日頃から高校生相手に稽古を積んでいることもあって苦手意識はなく、「しっかり組み合って倒したい」と闘志をみせた。

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掲載紙面（PDF）：
2014年12月13日（2115号） 1面 (11,813,801byte)
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