介護給付費試算、平成37年度には1・65倍
2014年12月17日
赤穂市は15日、介護保険事業の給付費について中長期的試算を公表。「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となる平成37年度には年間総額が58億円を超え、今年度見込みの1・65倍にふくらむ見通しを示した。
試算は同日からパブリックコメントが始まった「第6期赤穂市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」の素案の中で人口推計、介護認定の状況などを基に提示したもの。
推計によれば、赤穂市における高齢者(65歳以上)人口は平成33年をピークに減少するものの後期高齢者は引き続き増加。要介護認定者(認知症高齢者を含む)の数は37年度には3500人を超えるとみられる。
それに伴い、今年度で35億3100万円を見込む給付費等の年間総額は29年度に44億2600万円、32年度には51億8100万円と右肩上がりに上昇し、37年度に58億3800万円に上ると予測している。
第6期計画の期間は27〜29年度の3カ年。素案では、「地域包括ケアシステム」(高齢者が住み慣れた地域で自立した日常生活を営む支援体制)を今後段階的に構築することを念頭に置き、地域包括支援センターの増員、高齢者のニーズとボランティアなどのマッチングを担当するコーディネーターの新配置などを盛り込んでいる。
計画素案は医療介護課、市内各公民館で供覧するほか、市ホームページでも見ることができ、来年1月14日(水)まで市民の意見を受け付ける。問い合わせは同課Tel43・6947。
掲載紙面(PDF):
2014年12月20日(2116号) 3面 (13,660,717byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
試算は同日からパブリックコメントが始まった「第6期赤穂市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」の素案の中で人口推計、介護認定の状況などを基に提示したもの。
推計によれば、赤穂市における高齢者(65歳以上)人口は平成33年をピークに減少するものの後期高齢者は引き続き増加。要介護認定者(認知症高齢者を含む)の数は37年度には3500人を超えるとみられる。
それに伴い、今年度で35億3100万円を見込む給付費等の年間総額は29年度に44億2600万円、32年度には51億8100万円と右肩上がりに上昇し、37年度に58億3800万円に上ると予測している。
第6期計画の期間は27〜29年度の3カ年。素案では、「地域包括ケアシステム」(高齢者が住み慣れた地域で自立した日常生活を営む支援体制)を今後段階的に構築することを念頭に置き、地域包括支援センターの増員、高齢者のニーズとボランティアなどのマッチングを担当するコーディネーターの新配置などを盛り込んでいる。
計画素案は医療介護課、市内各公民館で供覧するほか、市ホームページでも見ることができ、来年1月14日(水)まで市民の意見を受け付ける。問い合わせは同課Tel43・6947。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年12月20日(2116号) 3面 (13,660,717byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
上郡町長選は4氏の激戦 [ 社会 ] 2011年10月26日お年寄りと園児が合同運動会 「千年に一度の津波」で市内世帯6割浸水 [ 社会 ] 2011年10月25日紫色の花じゅうたん [ 社会 ] 2011年10月22日創立50周年の精華園で式典 [ 社会 ] 2011年10月21日坂越湾でカキの水揚げ始まる [ 社会 ] 2011年10月20日エリアメール、赤穂市も導入 [ 社会 ] 2011年10月18日「うまい話」に引っかからないで [ 社会 ] 2011年10月18日赤穂温泉が“名湯百選”に仲間入り [ 社会 ] 2011年10月18日障害児の療育に音楽、料理など活用 [ 社会 ] 2011年10月09日花岳寺中興の住職100回忌 [ 社会 ] 2011年10月08日チャリティ上映会で被災地支援 [ 社会 ] 2011年10月07日豪・ロ市から高校生来穂 [ 社会 ] 2011年10月04日幼小合同で運動会 消防団女性部が指導員デビュー [ 社会 ] 2011年10月04日
コメントを書く