礼儀の習得に茶道体験を取り入れている古浜町の塩屋幼稚園（名和圭子園長）で２１日、園児が保護者をもてなすお茶会が開かれた。
　年長組の親子約７０組が参加。２学期の親子陶芸体験で作った備前焼の茶碗で抹茶を点てた。園児たちはボランティア講師から教わった作法を思い出しながら正座で茶せんを動かし、「結構なお点前でした」「おいしかったです」などの感想に微笑んだ。
　初めての茶会体験に児島逞徳（たくのり）君（６）は「難しかったけどシャカシャカいい音がしたよ」とにっこり。母の美穂さん（４２）は「普段は活発に動き回るタイプですが今日は静かに上手にできていました」とほめていた。

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掲載紙面（PDF）：
2015年2月7日(2122号) 3面 (13,281,850byte)
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