全編赤穂ロケ、短編シネマ3月完成へ
2015年02月22日
赤穂の民話をベースにした短編映画のロケ
昨年5月に自身の作品上映会で来穂した古新監督が町の景観の美しさや温かい人情味に感銘し、「この場所で作品を撮りたい」と着想。制作費の寄付をネットで呼び掛け、目標額を上回る約140万円が集まった。
古新監督は作品の構想を練るために赤穂の民話集を読破し、地元住民が話す昔話にも耳を傾けた。村のために犠牲になった女性の話に龍神伝説などをミックスしてシナリオ化。すべてのシーンのロケを赤穂市内で行うことにした。
撮影では、日本舞踊家の幸染さん演じる主人公の踊り子が祈りの舞を捧げる場面を中心に高画質の4Kカメラで収録。ラジコンで飛ばすマルチコプターを使った空撮も行った。心配された空模様はロケに合わせるかのように晴れ渡り、ほぼ予定通りに2日間のスケジュールをこなした。
上映時間10分程度に編集してカンヌ映画祭など複数の国際コンペに出品する予定で、古新監督は「イメージしていた以上に壮大で美しい映像が撮れました。赤穂の人たちと一緒に創り上げた作品。このまちの魅力が伝わる一本に仕上げたい」と手応えを感じていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年2月28日(2125号) 3面 (12,313,713byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「キラリ輝く大学に」加藤新学長インタビュー [ 社会 ] 2014年10月10日赤穂でも皆既月食を観測 [ 社会 ] 2014年10月09日「身内と思って声掛けを」詐欺防犯訓練 [ 社会 ] 2014年10月08日忠臣蔵かるた看板で「おもてなし」 [ 社会 ] 2014年10月07日関西福祉大学新学長に加藤明氏 [ 社会 ] 2014年10月06日水洗化促進のポスター、標語など展示 [ 社会 ] 2014年10月06日小型家電を回収箱でリサイクル [ 社会 ] 2014年10月02日救急WSの試行運用スタート [ 社会 ] 2014年10月01日相手の顔見て話せる関係を 災害時福祉避難所協定に5施設調印 [ 社会 ] 2014年10月01日「子どもの安全守れ」緊急会議を開催 LCと子どもたちが水生生物調査 土砂災害レッドゾーン、市内49カ所指定へ [ 社会 ] 2014年09月27日林野火災想定して全消防団が訓練 [ 社会 ] 2014年09月23日秋の交通安全運動、駅で街頭キャンペーン [ 社会 ] 2014年09月22日
コメント
0 0
投稿:人情の街 赤穂 2015年02月24日コメントを書く