「半年後楽しみ」大豆から味噌作り
2015年03月23日
半年後を楽しみに体験した味噌作り
「手作りの『ほんまもん』の味を広く知ってもらいたい」と、管理栄養士の水口麻衣子さん(たつの市)が開いた。北海道産大豆を蒸しつぶすと、湯気とともに豆本来の香りが漂った。赤穂産の米こうじと塩を混ぜた「塩切り」を練り込み、こぶし大の「味噌玉」に。一人1キロ分ずつ作った。
水口さんによると、3月から5月にかけて行う味噌作りは「花仕込み」と呼ばれ、発酵が早く進むのが特徴。ビニールパックで空気を抜いて保管しておけば9月下旬には食べ頃になるという。
かまどで米を炊く体験もあり、水口さんが昨年仕込んだ生味噌を使った味噌汁を熱々の炊きたてご飯と一緒に試食した。ふんわりとまろやかな味噌汁の風味が好評で、参加した村下泰清さん(49)は「これはおいしい。私の味噌の出来上がりがますます楽しみ」と笑顔だった。
このイベントは3月29日(日)に尾崎字丸山の「ザ グラン リゾート赤穂」でも行われる。参加費4500円で30人を募集。Tel48・0077。
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掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 4面 (14,308,667byte)
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