2015年05月26日
折方の住友大阪セメント赤穂工場で25日に発生した労災事故で意識不明の重体になっていた砂子の30代会社員男性が5月26日午前、搬送先の病院で死亡した。
警察は遺体を解剖して死因を特定するとともに、現場の安全管理体制に問題がなかったか関係者から事情を聞く方針。
赤穂署によると、死亡した男性は25日午後、円筒型のサイロ(高さ約30メートル、直径約15メートル)の中で、貯蔵しているセメント原料が固まらないように小型パワーショベルで掘り返す作業をしていたところ、重機のバランスが崩れて原料に埋もれた。
同社は26日、「亡くなられた方のご冥福をお祈りし、ご遺族に対し心より哀悼の意を表します」と弔意を示し、「再発防止に万全を期する所存」などとするコメントを発表した。
[ 事件事故 ]
関連サイト:
掲載紙面(PDF):
2015年5月30日(2137号)3面 (10,503,669byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。