2015年05月27日
サツマイモの苗植えを体験した塩屋幼稚園児
「土のお布団をやさしくかぶせてあげましょう」。塩屋幼稚園(今津洋子園長)の年長児約70人が27日、食育の一環でサツマイモの苗植えを体験した。「でっかくて、甘いおいもになってー」と秋の収穫を楽しみにしている。
例年借りていた園舎近くの菜園が地区の集会所用地となったため、孫が同園に通う大津の農業、赤松良平さん(86)が自分の畑の一部を耕して提供した。鳴門金時の苗を一人2本ずつ受け取った園児たちは畝に沿って等間隔に並んでしゃがみ、PTA役員が移植ごてで土を浮かせたところに苗を差し込んだ。
収穫までPTA役員が交替で水やりし、赤松さんが無農薬で育てる。事前に保護者の手作り教材でサツマイモの育て方を教わった子どもたちは、「土を軟らかくしてくれて、ありがとう」と赤松さんにお礼を伝えた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2015年6月6日(2138号)3面 (13,655,056byte)
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