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「サムライのまち」で稽古に感激

2015年06月04日

  • 赤穂で稽古に参加したスペイン男子剣道代表のルーカス・ピナ選手

    赤穂で稽古に参加したスペイン男子剣道代表のルーカス・ピナ選手

 先月31日まで日本武道館で行われた第16回世界剣道選手権に出場したスペイン男子代表のルーカス・ピナ選手(26)が4日来穂。加里屋の市民総合体育館で赤穂剣道連盟の練習会に参加した。
 代表チームで先鋒を務めたピナ選手は出場した団体戦3試合すべてで勝利。チームの決勝トーナメント進出に貢献した。兵庫県剣道連盟は10年前からスペインに指導者を派遣しており、今年3月には同連盟専務理事で赤穂出身の池田公律(まさのり)さん(63)=教士八段=が2度目の訪問。池田さんから「赤穂は忠臣蔵のふるさとで、とても剣道が盛ん」と聞いたピナ選手の希望で来穂が実現した。
 道場主のサンチ・ペドロさん(40)と練習仲間のサルバドール・ガルシアさん(45)と3人で参加。大会と移動の疲れも見せず、防具を着けて約1時間の立ち合い稽古に汗を流した。「47サムライはスペインでも有名。憧れのまちで稽古出来て、本当に幸せ。母国に帰って、もっと剣道を頑張りたい」と感激していた。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2015年6月6日(2138号)3面 (13,655,056byte)


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