2015年06月10日
砂浜の軟弱化により立ち入り規制されている御崎の唐船サンビーチについて、兵庫県と赤穂市は10日、合同で安全点検を実施。昨年と同じく、範囲を限定して海水浴場を開設する方針を決めた。
同海岸では平成24年4月に砂浜の軟弱化が発覚。県がヘドロを除去して砂を投入する対策工事を行い、ぬかるみの解消が確認できたエリアに限って昨夏3年ぶりに海水浴場をオープンしたが、オフシーズンは波打ち際の手前にロープを張って立ち入りを禁じている。
この日は西播磨県民局港湾課と赤穂市産業観光課の職員が浅瀬を歩きながら測量用ポールを海底に突き立て、砂浜の状態をチェック。「工事済みの区域については、ぬかるみは確認されなかった」として、昨年同様、幅約100メートル、沖合い約100メートルの範囲を海水浴シーズンに開放することにした。
未施工の区域について県は今年9月から10月にかけて対策工事を計画しており、「予算が許す限り、できるだけ広い面積を工事したい」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年6月13日(2139号)1面 (11,590,998byte)
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