2015年06月20日
日本一を目指して制作が始まった手形アート
約2万個の手形ペイントを集結して日本一大きなパノラマアートを描くプロジェクトを赤穂青年会議所(JC、中村友法理事長)がスタート。8月の「市民の夕べ」でのお披露目を目指し、市民に協力を呼び掛けている。
縦90センチ、横180センチの段ボール製パネルに緑や赤、オレンジなど水性塗料をつけた手のひらを下絵に沿ってスタンプ。全部で92枚あるパネルを並べると、赤穂の観光名所や特産品を描いた縦3・6メートル、横41・4メートルの巨大アートが完成するという。
制作初日の20日は「土曜夜店」でにぎわう加里屋の花岳寺門前広場にブースを設け、小学生や浴衣姿の幼児らが次々にペタペタと手形を押した。家族5人で夜店に来て手形を押した中広の小学1年、田中宙頼君(6)は「どんな絵になるか、『市民の夕べ』に見に行きたい」と楽しみにしていた。
完成すれば、「巨大な手形パノラマアート」で日本一になるという。今後も土曜夜店、赤穂元禄ゆかたまつりなどにブースを出して協力を呼び掛け、7月20日(月・祝)には市民総合体育館で午前10時〜午後5時に大規模な制作イベントを開催する。JC・まちの魅力発信委員会の林雄一朗委員長(31)は「初日から予想よりもたくさんの人が協力してくれた。みんなの手で日本一の作品を作り上げたい」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2015年6月27日(2141号)3面 (10,734,617byte)
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