赤穂民報

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カラスか、人か? 大事なサツマイモ苗が被害

2008年09月01日

  • 何者かによって引き抜かれたサツマイモ苗にため息をつくボランティアのみなさん

    何者かによって引き抜かれたサツマイモ苗にため息をつくボランティアのみなさん

 元塩町の公園内で栽培されていたサツマイモの苗100株以上が何者かに引き抜かれ、栽培していたボランティアグループががっかりしている。
 異変がわかったのは8月31日朝。地域のボランティア団体「グループさくらんぼ」のメンバーが公園内のサツマイモ畑(約40平方メートル)を見に行くと、全体のおよそ8割が引き抜かれていた。
 サツマイモは「ふれあいサロン元塩」の行事でふるまうおやつの材料にしようと育てていたもの。平成17年から毎年栽培し、今年も5月に地域住民らが苗を植え、同グループが水やりなど世話をしていた。
 サロン代表の松崎眞理さんは「みんなで収穫を楽しみにしていたのに」と実ることのない苗を残念そうに拾い集めていた。
 数日前にはカラスが苗をつついているのを見かけた人があるが、「動物がこんなにたくさん引き抜けるかどうか。人がやったのでは」と疑念は晴れない。
 「もし、誰かがいたずらでやったのなら、もう二度としないで」
 松崎さんたちは無事だった株を大切に育てることにしている。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2008年9月6日(1811号)3面 (7,363,109byte)


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