2015年07月16日
8月4日の広島市到着を目指して赤穂市を通過した平和大行進
核兵器廃絶を訴えながら全国を歩き継ぐ「2015年国民平和大行進」の一行が15日から16日にかけて赤穂市を通過。横断幕やのぼりを掲げて平和と反戦をアピールした。
昭和33年から毎年続く取り組みで、今年は5〜6月にかけて北海道や富山、沖縄など8カ所で順次スタート。全国を網の目のように巡っている。主催団体によれば、参加人数は例年より3割ほど多いという。
東京から広島へ8月4日のゴールを目指すグループが高取峠を越えて15日夕方に来穂。16日は台風接近で風が強まる中、加里屋の市役所を約70人で出発した。実行委員の後藤浩さん(54)=淡路市=は前日の衆院特別委で安保関連法案が強行採決されたことを受け、「話し合い解決でなければ、軍拡競争の時代になってしまう」と憤った。木津の上杉泰子さん(71)は「平和を守らないといけないという気持ちが強まりました」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年7月18日(2144号)1面 (11,967,486byte)
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