2015年07月28日
毎日賞を受賞して市長を表敬訪問した眞殿窓景さん(右)
国内最大の総合書展、第67回毎日書道展で毎日賞を受賞した加里屋の眞殿窓景=本名・としみ=さん(63)が7月28日、赤穂市役所を表敬訪問。明石元秀市長に喜びを報告した。
7部門で総出品数は3万3412点。眞殿さんは最も応募点数の多い漢字部I類(文字数が21字以上の漢字作品)で県下で唯一の毎日賞に輝いた。
眞殿さんは明代の詩人、鄭明選の漢詩を題材に選択。朝4時半に起床して紙に向き合い、約3カ月間かけて書き上げた。詩から感じた「自然が持つ強さとやさしさ」を作品に込めたという。
自宅で開く書道教室では、これまでに通算600人を超える生徒を教えてきた。今も小学生から大人まで約75人が在籍している。「受賞を励みに、『書く』ことのすばらしさを伝えていきたい」と気持ちを新たにしていた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2015年8月22日(2149号)4面 (11,120,927byte)
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