2015年07月30日
大会新を含め2種目で県総体を優勝し、全国大会出場も決めた塚本康介君
水泳の兵庫県中学総体(27・28日、神戸市立ポートアイランドSC)で、赤穂東3年の塚本康介君(15)が男子100メートルバタフライを大会新で制し、100メートル自由形と合わせて2冠を達成した。
8月17日から秋田市で開催される全国総体への出場も勝ち取り、「最高の泳ぎで上位を目指したい」と奮闘を誓っている。
100メートルバタフライは昨夏の県学年別大会で優勝して以降、最も強化に取り組んだ種目。今春の県中学校対抗を58秒28の大会新で制して自信を深めた。
優勝候補の最右翼として登場した今大会は予選で大会記録と全国大会の標準記録をクリア。決勝ではさらにタイムを縮め、自己ベストの56秒88をマークした。2位に3秒近い大差をつけ、堂々の圧勝。2日目の100メートル自由形もスピードで押し切った。
夏の大会へ向けて取り組んできたフォーム改良とキック強化により、「無駄なく楽にスピードが出せるようになった」と下村翔顧問(26)。「まだ改善の余地がある。修正すればもっと記録を出せる」と伸びしろを見込む。
小1で水泳を始めた塚本君。「全国大会に出るなんて夢のまた夢でした」と瞳を輝かせる。持ち時計は昨年の全国総体決勝の5位に相当。憧れの舞台が待っている。
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掲載紙面(PDF):
2015年8月1日(2146号)1面 (10,527,737byte)
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