赤穂民報

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岡山県代表で晴れの甲子園

2015年08月03日

  • 晴れの甲子園出場を後輩たちに祝福される金井人希君=中央

    晴れの甲子園出場を後輩たちに祝福される金井人希君=中央

 8月6日に開幕する第97回全国高校野球選手権大会の岡山県代表、岡山学芸館のメンバーに朝日町の金井人希(ひとき)君(17)が登録。大会を前に母校の赤穂東中学校を訪れ、野球部の後輩たちから祝福を受けた。
 金井君は右投げ右打ちでスリークオーターから投じる最速140キロのストレートとカーブ、縦横2種類のスライダー、カットボールなど多彩な変化球が武器。7月の岡山大会では大事な初戦で先発を任され、コールド勝ちした。
 チームはノーシードながら白星を重ね、準決勝と決勝は、いずれも最終回に2点差を逆転する劇的勝利で59校の頂点に立った。甲子園出場は平成13年春以来で夏の選手権は初出場だ。
 金井君は野球好きの父の影響で小1から御崎野球少年団に入団。肩の強さを買われて5年生からピッチャーになり、赤穂東中でもエースだった。高校進学後は朝練習がある日は始発電車で登校。放課後の練習を終えて最終電車で帰宅する努力を続けた。
 少年野球チームでも後輩だった赤穂東中3年の西野聡君(14)は「金井さんは小学生のときから体がガッシリしていて球が速かった。練習もまじめだった」と振り返り、「甲子園でも観客を沸かせるピッチングをみせてほしい」と期待を話した。
 岡山大会では1試合しか登板チャンスがなかったが、その分、調整は順調。背番号18を着ける甲子園ではリリーフとしての役割が予想され、「どんなピンチにも負けない気持ちで投げる。1イニングでもいいので甲子園のマウンドに立ちたい」と闘志を燃やしている。
 岡山学芸館は大会5日目第2試合で京都府代表・鳥羽と対戦する。


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掲載紙面(PDF):

2015年8月8日・第1部(2147号)3面 (10,310,003byte)


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投稿:内海 2015年08月11日


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