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柔道の中学総体で県V、近畿2位

2015年08月05日

  • 柔道の中学総体で県V、近畿2位となり、全国大会での活躍が期待される竹内龍生君

    柔道の中学総体で県V、近畿2位となり、全国大会での活躍が期待される竹内龍生君

 赤穂中3年の竹内龍生君(14)が兵庫県中学総体柔道男子60キロ級で優勝、近畿大会では2位の好成績を収めた。8月17〜20日に函館市で行われる全国大会でも上位の期待がかかる。
 先月28日の県総体では組み手の強さで対戦相手を圧倒した。3日の近畿大会決勝は勝利を目前にしながら試合終了間際に不用意に仕掛けた技が「掛け逃げ」に取られ、延長戦に持ち込ませてしまったのが敗因。詰めを誤らなければ竹内君に凱歌が上がった一戦だった。
 全試合一本勝ちで制した昨年12月の県新人戦から階級を一つ上げ、パワー強化が課題だった今季。道場の天井から吊した長さ約5メートルのロープを腕力だけで昇り降りするトレーニングで強靱な体に鍛え抜き、組み手で優位に立って先手を取る勝ちパターンを確立した。
 試合数が増える全国大会へ向けてスタミナを強化するため、「さらに厳しい稽古に取り組む」という竹内君。「最後まで攻め続ける自分のスタイルで全国優勝を狙いたい」と意気込んでいる。


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掲載紙面(PDF):

2015年8月8日・第1部(2147号)3面 (10,310,003byte)


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