2015年08月06日
全中陸上で2種目に出場する小林朝さん(右)と共通男子400メートルで50秒台を狙う鈴木寿基君
8月19日(水)から札幌市で始まる全国中学総体の陸上競技に赤穂西2年の小林朝(あさ)さん(13)と赤穂東3年の鈴木寿基(かずき)君(14)が初出場。ともに力走を誓っている。
小林さんは女子共通800メートルと1500メートルで標準記録をクリアした。800メートル2分13秒73、1500メートル4分32秒99の自己ベストは全国でも上位をうかがえるレベルに達している。
今季は練習でインターバル走の距離と本数を増加。短距離ダッシュも取り入れ、ラストスパートに磨きをかけた。その効果が走りに表れ、両種目とも赤穂市記録を塗り替え続けている。
「3位以上」を目標に掲げる小林さん。白井明顧問は「最後は気持ち。挑戦する気持ちを忘れずに」と励ましている。
鈴木君は先月行われた県通信大会の男子共通400メートルで自己記録を1秒51縮める51秒30をマーク。標準記録を突破した。
西播総体で左大腿部裏の肉離れを起こし、最も得意とする800メートルでは出場資格を得られなかったが、「400メートル一本に絞れるので、種目に集中できる」と前向きにとらえる。
後半もスピードが落ちない粘りが持ち味で、「1年生のときから期待されていた素材。全中では楽しんで走ってほしい」と竹原史也顧問。鈴木君は「応援に来てくれる両親の前で目標の50秒台を出す」と照準を定めている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2015年8月8日・第1部(2147号)3面 (10,310,003byte)
コメント
頑張れ
投稿:陸上王国赤穂 2015年08月06日
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