2015年08月06日
国内種の大半を展示している特別展「日本の蝶・播磨の蝶」
多種多様な蝶の標本約3500点を並べた特別展「日本の蝶・播磨の蝶〜自然界のすばらしさ〜」が御崎の赤穂市立海洋科学館で開かれている。国内に土着する238種のうち227種類を展示。播磨地方に棲息する116種すべてを見ることができる。
赤穂高校にも勤務したことがある元高校校長の岩村巖さん(75)=姫路市勝原区=が60年近くかけて集めた8万7000点を超える標本群の中から出品。国内最大種の「オオゴマダラ」、羽の模様がヒョウ柄の「オオウラギンヒョウモン」、肉食性の「ゴイシシジミ」など、いずれも雌雄に加えて裏面も展示している。生態を写真付きで解説するパネルもある。
「美しい蝶の姿にふれ、自然界の素晴らしさを実感してもらえれば」と岩村さん。尼崎市から家族3人で見学に訪れた小学2年の上田優華さん(8)は「種類の多さにとてもびっくりしました」と羽の色や模様に注目していた。
8月31日(月)まで午前9時〜午後4時半(入館は4時まで)。火曜休館。入館料300円(小・中学生150円)。Tel43・4192。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2015年8月1日(2146号)4面 (10,527,737byte)
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