2015年08月14日
子どもたちが実験で感染予防についての意識を高めたセミナー
子ども向けに手洗いの大切さを教える「キッズ感染セミナー」が惣門町の赤穂中央病院でこのほどあり、小学生の親子約20人が参加した。
感染予防の習慣化を目的に、昨年に続いて2回目。正しいマスクの付け方と取り方、手を清潔にするための洗い方を同病院の医療スタッフから教わった。
口の中の常在菌を調べる実験では、スライドガラスにこすりつけた自分の粘膜にスポイドで色素を垂らして電子顕微鏡で観察。身近な細菌の存在を実感した。
東浜町の小学6年、田中萌々さん(11)は「ばい菌が手に残らないように、しっかりと手を洗います」と衛生への意識が高まった。感染管理認定看護師の勝平真司さん(42)は「ほとんどの細菌は人の手にひっついて運ばれる。しっかり手を洗う習慣を身につけて」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2015年8月29日(2150号)3面 (10,830,156byte)
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