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国体サッカー 赤穂高から初の代表

2008年09月06日

  • 赤穂高サッカー部初の国体選手となった高野純一選手

    赤穂高サッカー部初の国体選手となった高野純一選手

 赤穂高サッカー部のGK高野純一選手(16)=上郡町=が県高校代表チームに選ばれ、9月27日に開幕する第63回国民体育大会「チャレンジ! おおいた国体」に出場することがこのほど決まった。関係者によると、同部からの国体出場はおそらく初めて。高野選手は「失点ゼロでチームの勝利に貢献したい」と意欲を高めている。
 高野選手は小学2年で「上郡KFC」に入団。5年生のときにゴールキーパーに転向し、翌年には県下の優秀な選手だけが参加できるトレーニングセンターに招集された。
 185センチある身長を生かしたセービングと、常に大きな声をディフェンダー送る的確な指示で、高校では1年からレギュラー。代表選手のほとんどがJリーグのユースチームや私学から選ばれる中、公立校からの選出は異例で、評価と期待の高さがうかがえる。
 「性格が素直なので教わったことをすぐに吸収できる」と同部の富山良一監督(56)。強化合宿で専門コーチの指導を受けたことでキーパーとしての技術はさらに高まっているという。
 全国レベルの大会は初めての出場。「声の大きさだけは他のキーパーに負けたくない」と強気の姿勢でチームを勢いづけるつもりだ。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2008年9月6日(1811号)4面 (7,363,109byte)


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