2015年08月11日
コンビニ強盗を想定して行った防犯訓練
強盗に入られた場合を想定した防犯訓練が10日、尾崎のコンビニエンスストアで実施され、冷静な対応を身につけようと店員たちが赤穂署員から指導を受けた。
「セブン―イレブン赤穂尾崎店」の10人と、相生市、たつの市などの系列店従業員ら約10人が参加した。
赤穂署員がマスクとサングラスで犯人役に扮した。カウンターの女性店員2人に「手を上げろ、金を出せ」と銃を突きつけてレジの金を奪い車で逃走。店員は犯人を追いかけて車のナンバーを確認し、もう一人は警備会社と警察に通報して駆けつけた署員に状況を説明した。
訓練後は、参加者全員が水入りの模造カラーボールで投てき練習も行った。同署生活安全課の永良育久課長は「身の安全を第一に、冷静でいられるようなら犯人の特徴を把握してほしい」と話し、すぐにメモを残したり防犯カメラの操作方法を知っておくなどして警察の捜査に協力してほしいと伝えた。
訓練で通報したパート従業員の岡野菜美さん(31)=長池町=は「つい凶器に目がいって犯人の特徴まで覚えるのは大変なのだとわかり、教訓になりました」と防犯意識を高めていた。
[ 社会 ]
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