2015年08月27日
赤穂勢初の優勝に輝いた三村泰生君=中央=と5位入賞した入潮兄妹
空手道の第55回糸東会全国選手権大会(22・23日、大阪市中央体育館)の形競技・小2男子の部で高野の三村泰生(たいき)君(8)が優勝。組手競技では元沖町の入潮凜都(りんと)君(15)が中3男子の部で、妹の虹都(こと)さん(13)が中1女子の部でそろって5位入賞した。
都道府県予選を通過した選手が出場する大会。形競技・小2男子の部は56人がトーナメントを競技した。三村君は力強さと正確性にすぐれた演武で5試合に勝利。決勝は最も得意とする「バッサイ大」という形を選び、5人の審判全員が三村君を支持する圧勝だった。
初出場だった昨年は5位。この一年間の稽古で技に磨きをかけた。「決勝が一番緊張した。優勝できてとってもうれしい」と三村君。「来年も1位になって金メダルをもらいたい」と連覇に意欲をみせた。
入潮兄妹はともに優勝選手に準々決勝で惜敗。優勝を目標にしていた凜都君は「冷静さを失ったのが敗因。平常心で攻め続ければ勝てるという手応えはつかんだ」と雪辱を誓い、得意の中段突きが冴えた虹都さんは「稽古不足で一勝するのが目標だったので、3つも勝ててうれしい」と笑顔だった。
3人はいずれも拳義館に所属。同館によれば、赤穂から同大会のチャンピオンが出たのは全種目を通じて初めてという。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2015年8月29日(2150号)1面 (10,830,156byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。