2008年09月06日
子どもたちが川への関心を高めた水生生物調査
千種川流域のライオンズクラブが小学生と一緒に毎年実施している水生生物調査が6日行われた。
赤穂ライオンズクラブ(山之口敏雄会長)と上郡、相生、佐用、千種の5クラブ共同で今年36回目。源流から河口まで57地点で一斉調査した。
赤穂市内の調査ポイントは有年、高雄など6地点。赤穂小学校前を流れる加里屋川では児童とクラブ会員計16人が集まり、石の裏などに隠れている生物をピンセットで捕まえた。
採集した生き物は加里屋中洲の市教育研究所に集められ、参加した子どもたちが指標に基づいて分類。各ポイントの水質判定に活用した。
川について知りたいと参加した赤穂小6年の須田大也君(12)は「魚など多くの生き物がいることがわかった。大切にしていきたい」と川に興味を持った。
今回の調査結果は来年2月ごろ、冊子にまとめて発行される予定。
掲載紙面(PDF):
2008年9月13日(1812号)4面 (8,968,464byte)
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