2015年09月01日
資格を持つ「潜在保育士」の就労支援のため開催された研修会
保育士不足の解消につなげようと、赤穂市教委は資格を持ちながら働いていない「潜在保育士」を対象にした無料研修会(3回シリーズ)をこのほど開催。20〜50歳代の21人が参加した。
7月末にあった初回は保育所の役割や乳幼児との関わり方などを座学。2回目のこの日は現役保育士4人の事例報告を聞き、カラー手袋と布地を材料にした知育玩具作りを体験した。
研修会は昨年に続いて2年目。昨年は受講者17人のうち6人が市内の公立保育所にパート、臨時職員として就労した。結婚を機に保育士を辞めて約5年のブランクがある西有年の梨本智子さん(33)は「子育てしながら働くのが心配でしたが、パートや短時間という働き方もあるのだと前向きになれました」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年10月10日・第1部(2156号)4面 (11,394,584byte)
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