2015年09月08日
全日本ジュニアでの健闘を誓う村山健太君(右)と全中3位の竹内龍生君
今年中に15〜20歳になる選手が階級日本一を競う柔道の全日本ジュニア体重別選手権大会(9月12・13日、埼玉県立武道館)の男子55キロ級に元塩町の村山健太君(18)=相生産高3年=が初出場する。「挑戦者の気持ちで思い切ってぶつかる」と意気込んでいる。
5月の県ジュニアを優勝して臨んだ7月の近畿ジュニアで3位。上位3人に与えられる全日本への出場権を獲得した。権利がかかった3位決定戦では試合序盤で払い釣り込み足を鮮やかに決め、一本勝ちを収めた。
昨年までは目立った成績がなかった村山君。山本博也顧問(55)が成長の一因として挙げるのが、今夏の全中柔道男子60キロ級で3位入賞した竹内龍生君(14)=赤穂中3年=の存在だ。2人はともに「赤穂YAWARAクラブ」の出身。先輩を頼って相生産へ出稽古にやって来た竹内君に胸を貸し、技を研究するうちに、「竹内だけでなく村山もどんどん強くなっていった」(山本顧問)という。
「村山先輩は足技がすごい。その技を教えてもらえたのが大きい」と竹内君。村山君も「龍生の練習に対する意欲を見習った」と刺激を認める。
山本顧問は「2人ともしっかり組んで立ち技で勝負する正統派の柔道。そのスタイルを貫いて稽古を積み重ねてきた成果がようやく現れ始めた」と、さらなる成長を期待している。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2015年9月12日(2152号)1面 (11,855,742byte)
コメント
村山君。
小・中学校時代の早朝。かんぽの宿への坂道を何度もダッシュしていたのがやっと実ったね。自信をもって大会に臨んで、悔いのない試合をしてください。
投稿:応援してる御崎のおっさん 2015年09月09日
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