2015年09月10日
試写会で舞台挨拶する紀里谷和明監督
忠臣蔵を題材に製作された映画『ラスト・ナイツ』(11月14日、全国公開)の試写会が10日、加里屋のプラット赤穂シネマであり、監督の紀里谷和明氏(47)が舞台挨拶した。
同作品は『CASSHERN』『GOEMON』を手掛けた紀里谷氏が5年の歳月をかけたハリウッド初進出作品。アカデミー賞俳優のモーガン・フリーマン、イギリス人俳優のクライヴ・オーウェンら実力と個性を兼ね備えたキャストを起用し、アメリカ、韓国など世界30カ国での上映が決定している。
試写会は「忠臣蔵ゆかりの地である赤穂から盛り上げたい」という紀里谷氏の強い思いで実現。明石元秀市長ら招待者をはじめ約100人が鑑賞した。罪なき罪で理不尽に処刑された主君の仇を討つため、騎士たちが死を覚悟して立ち上がる−という「忠臣蔵」さながらのストーリー、細部にまでこだわった映像美が観客を魅了した。
「時代を超えて全世界に共通する『正義』を感じ取ってほしい」と紀里谷氏。作品を見終えた明石市長は「忠臣蔵を知らない若い層や海外の方にも受け入れられるのでは」とヒットを期待した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年9月12日(2152号)1面 (11,855,742byte)
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