2015年09月29日
南海トラフ地震を想定して関西電力赤穂発電所で行われた合同防災訓練
南海トラフ地震を備えようと、加里屋の関西電力赤穂発電所(角倉浩司所長)で29日、赤穂市消防本部との総合防災合同訓練があり、災害発生から鎮火までの一連の対応を確認した。
「震度5弱の揺れで所員5人が負傷、タンクから漏出した重油で火災が発生した」などの想定で、関電側から協力会社を含めて約200人、消防本部から25人が参加した。
入構者の安否確認、消防と警察へのホットライン通報など初動対応を訓練。同社の自衛消防隊がオイルの拡散を防ぐ土のうを積んだ。同社が装備する22メートル級と消防本部の35メートル級の高所放水車などによる放水も訓練した。
同発電所と市消防本部の合同訓練は半年に一度のペースで行われている。自衛消防隊の多田正教・陸上防災班長は「連携がうまくできた」と訓練成果に手応えを感じていた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年10月10日・第2部(2157号)2面 (6,814,589byte)
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