赤穂民報

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ことわざにちなんだ民具展

2015年10月09日

  • 民俗資料館で開催中の「ことわざを語る民具たち」展

    民俗資料館で開催中の「ことわざを語る民具たち」展

 「枕を高くして寝る」「げたを預ける」などことわざや慣用句に登場する用具を集めた収蔵品展「ことわざを語る民具たち〜その2〜」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(前田元秀館長)で開催されている。
 同じテーマの展示は3年ぶり。前回とは別のことわざ、慣用句を20句取り上げた。
 困っているときに救いに巡り合う意味の「闇夜に提灯」、良いものや素晴らしいものに感銘を受けることのたとえで使われる「琴線に触れる」など慣用句ごとに関連のある用具を36点紹介。職人が袋の中のお金を無造作に出し入れする様子から生まれた「どんぶり勘定」は語源となった腹かけを展示している。
 近年は馴染みがなくなりつつある用具がほとんど。社会科見学で来館した城西小4年の北村有唯(ゆい)さん(9)は「重箱の隅をつつく」の語源となった重箱を初めて見たといい、「こんなに大きいなら隅をつつくのがすごく細かいことなんだってよくわかる」と興味深そうだった。
 10月25日(日)まで午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館(祝日は翌日に振り替え)。入館料100円、小・中学生50円。Tel42・1361


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2015年10月10日・第2部(2157号)1面 (6,814,589byte)


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