赤穂民報

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タスキつないで認知症啓発

2015年10月20日

  • 大手門前にゴールした「ラントモロー2015」

    大手門前にゴールした「ラントモロー2015」

 認知症への関心を高めることを目的に全国約8000人がタスキをつなぐ日本縦断リレーマラソン「ラントモロー(RUN伴)2015」が18日、赤穂に到着。上仮屋の赤穂城大手門前でセレモニーがあった。
 「すべてのまちが認知症になっても安心して暮らせる地域になるように」と願い、NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が平成23年に始めて5回目。7月に北海道北見市を出発し、この日が関西ステージの最終日だった。
 シンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着た一行は、さつき町のツクイ赤穂、中浜町のケアサポートを経由して加里屋の赤穂市役所で最終リレー。西日が隅櫓を照らす大手門前に約25人でゴールした。
 明石元秀市長や支援者など約40人が出迎えた。セレモニーで関西RUN伴実行委員長の上野光彦さん(37)は「この兵庫の熱い思いをつなげていきたい」と喜びのあいさつ。赤穂地区実行委員の鍜治実さん(38)=相生市那波西本町=は「今回のRUN伴をきっかけに赤穂市が今以上に認知症のある人や障がいのある人にとって住み良い町になってほしい」と期待した。
 タスキは中国ステージの走者に引き継がれ、11月1日に福岡県大牟田市で総距離3000キロのフィナーレを迎える予定だ。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2015年10月24日(2158号)4面 (11,814,088byte)


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