2015年11月12日
関西電力赤穂発電所の石炭燃料転換計画に伴う自主的環境アセスメントをめぐり、兵庫県は12日、専門家による有識者会合の「環境影響評価審査会」に調査審議を諮問すると発表した。
審査会は学識経験者25人以内で構成する知事の諮問機関。同社が環境アセスメントの手続きの一環として県知事への意見照会を予定していることから、「審査会の所掌事務の一つである、『環境影響評価に関する重要事項』に該当する」(県環境影響評価室)と判断した。
審査会は11月19日(木)に神戸市内で開かれ、具体的な審議は後日に開催する部会で行う。答申がまとまるのは「来年1月下旬から2月上旬」(同室)となる見通しだ。
同社は赤穂市長にも意見照会を予定。市にも「良好な環境の保全と創造等に関する基本的事項及び重要事項」を調査審議する「赤穂市環境審議会」があるが、市は「今のところ、開催する予定はない」(環境課)と話している。
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