2015年11月20日
赤穂市主催で行われた戦没者追悼式
戦争で亡くなった地元出身者を慰霊する「赤穂市戦没者追悼式」が20日、中広の市文化会館ハーモニーホールであり、遺族や関係者など約250人が参列。先の大戦から70年の節目に平和と不戦を誓った。
赤穂市における戦没者は、明治10年(1877)の西南戦争から昭和20年(1945)に終戦した太平洋戦争まで1381人を数える。追悼式は市遺族会が毎年開催しており、5年に一度は市が主催している。
式典では国歌斉唱の後に黙祷を捧げ、明石元秀市長が式辞。来賓が追悼のことばを述べ、参列者が祭壇へ献花した。
新田の寺田靖郎さん(78)は5歳のときに父・一夫さんが出征。そのまま帰らぬ人となった。「姫路へ面会に行ったときが最後の別れになりました」と悲しげに当時を振り返った。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年11月28日(2163号)1面 (10,314,631byte)
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