2015年11月28日
昭和2年に撮影された旧制赤穂中落成記念の集合写真=村田勲美さん提供
写真愛好家サークル「写壇・あすなろ」(武村晴人会長)は創立20周年記念展を12月3日(木)から6日(日)まで中広の赤穂市立図書館で開催する。
「わが街・赤穂今昔写真展」と題し、会員11人が約50点を出品。一般公募で寄せられた郷土の昔懐かしい風景や行事などの古写真約60点も展示する。
昭和2年5月1日に大石神社で撮影された集合写真は「祝県立赤穂中学落成」と書かれたのぼり旗の下、義士装束の47人をはじめ裃姿の男性らが写っている。これが義士祭で行われる義士行列に発展したと言われている。
御崎小学校の前身にあたる新濱小の新校舎が竣工した当時の授業風景(同5年)、塩屋西の観世音菩薩像開帳行事(同8年)、市制施行前の地図画像など歴史資料としても貴重な写真が並ぶ。
武村会長は「年配の方々には懐かしく、若い方には昔を知る機会になれば」と来場を呼び掛けている。
1階ギャラリーで午前10時〜午後5時(初日は午後1時開場)。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2015年11月28日(2163号)3面 (10,314,631byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。