2015年11月30日
高齢者を対象に行われたシルバードライバー交通安全教室
赤穂署と佐用署合同のシルバードライバー交通安全教室が北野中の赤穂自動車教習所(宮辻義信所長)で11月30日にあり、両市町の60歳以上15人が参加した。
両署管内で今年発生した交通事故のうち、佐用では約4分の1、赤穂では約3分の1の件数で高齢者が関係。該当世代に安全意識を高めてもらおうと、両署が教習所、赤穂交通安全協会と合同開催した。
教習所の岡本正利副管理者が高齢者ドライバーに多くみられる事故ケースを解説。出合い頭の衝突や追突を防ぐために「漫然と運転せず、前方や周囲をよく注意して」と講習した。
参加者らは3人1組で教習車に乗り、コース上で教習指導員から運転行動診断を受けた。「ベテランほど『自分は大丈夫』という慣れが事故を招く恐れがある」と佐用署の澤聡・交通課長。12月から市シルバー人材センターで送迎業務に就くという周世の井口薫さん(61)は「常に安全確認を忘れずにハンドルを握ります」と話していた。
[ 社会 ]
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。