2016年03月22日
鉄筋コンクリート造に移転新築した第4分団詰所
老朽化に伴う移転新築工事が行われていた赤穂市消防団第4分団(新田、大津地区管轄)の詰所がこのほど完成。コンクリートブロック造から鉄筋コンクリート造に建て替わり、地域防災の拠点として耐震性が高まった。
山陽道赤穂インター近くの県道沿いで瓦葺き平屋建て。建物面積は旧詰所の2倍近い約90平方メートルで従来はなかった車庫前スペースも広く確保した。ホース乾燥塔には市内分団詰所では初めて作業安全性の高いワイヤー式を導入。将来の女性入団に備えて男女別のトイレを設置した。
20日に現地で行われた竣工式典には来賓と分団関係者など約40人が出席し、近隣住民約60人が集まった。河部元一分団長は「これからも地域防災の要として訓練に精進していきたい」と抱負。餅まきで竣工を祝った。
市消防本部によると、市内15分団の詰所のうち、これで7カ所が鉄筋コンクリート造になった。今後も順次建て替えを進めていく予定という。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年3月26日(2179号)3面 (10,784,422byte)
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