2016年03月23日
手作り暖簾を寄贈した穂愛留のみなさん=赤穂市提供
土産物販売やイベントスペースとして赤穂観光協会が加里屋お城通りで運営している赤穂情報物産館に23日、「観光客や市民が気軽に立ち寄ってもらえるように」と願いを込めた手作りの暖簾が贈られた。
社会貢献活動に熱心な赤穂新規定住者の会「穂愛留(ほめーる)」(森野嘉一代表)が「集客に役立てて」と寄贈。元就実短大教授で染色研究家の小田中久良子さん(82)=朝日町=ら会員が協力して企画・デザインから染色、縫製まで行った。
縦約60センチ、横約5・4メートルで1階部分の間口にぴったりの大きさ。丈夫な綿麻スラブ生地に紺で「ようおこし 赤穂へ」、赤で「お土産とご案内」と型染めし、浅野家と大石家の家紋を左右に配して赤穂らしさを演出した。
「入り口の雰囲気が明るくなり、人目につきやすくなった」と観光協会。穂愛留のメンバーは「この暖簾を一人でも多くくぐって千客万来につながってほしい」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2016年3月26日(2179号)1面 (10,784,422byte)
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