2016年03月24日
「ぜひ聞いてほしいことがあるのです」と連絡してくれたのは加里屋の主婦(40)のOさん。
Oさんは3月4日午後5時15分ごろ、中広交差点から千鳥方面へ続く加里屋川沿いで犬の散歩中、道路上に古新聞が散乱しているのを見かけた。
すると、そこに通りがかったセーラー服の女子生徒が歩道から車道に降り、散らばっている新聞紙を一枚一枚拾い集め始めた。行き交う車が途切れるタイミングを見計らって何度も道路を横断する女子生徒。感激したOさんが、そばに駈け寄って「拾ってくれてありがとう」と言葉を掛けると、女子生徒は「大丈夫です」と会釈し、すべて回収して折りたたんだ新聞紙の束を手に、そのまま歩き去ったという。
スカーフの色から赤穂中の生徒と思われる。Oさんは「時間帯からして下校途中だったのではないでしょうか。見て見ぬふりをせず、誰から言われることもなく自主的にごみを拾った清らかさに心を打たれました」と話し、「女の子のおかげで心が温かくなりました」と感じ入っていた。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2016年3月26日(2179号)4面 (10,784,422byte)
コメント
赤中だけでなくほんまに素晴らしい中学生がたくさんおります。この子達が赤穂に居続けられるよう大人達は考えるべき!確かに赤中は昨年から生徒会を初め、非常に素晴らしいと伺っております、何が変わったのでしょうか?
投稿:中学生応援団・忠臣蔵 2016年03月30日
塩や牡蠣もありますが、やっぱり赤穂名物は何と言っても人でしょう^_^
赤穂中学校の生徒さんと先生方に感謝しましょう。
投稿:しをみまんじろう 2016年03月27日
気持ちのいい話です。見て見ぬ振りしてその場を通り過ぎる大人たちも多いのに自主的に回収してくれた中学生に感謝です。
赤穂中の生徒さんだとしたら私も40年前に赤穂中を卒業しました(エヘン)
投稿:6人のばーばん 2016年03月26日
なかなか出来ない事です。
素晴らしい中学生だと思います。
古新聞を落とし去った人もこの記事を見れば
感謝されることでしょうね☆
投稿:とんび 2016年03月24日
素敵なお話ですね
投稿:さりー 2016年03月24日
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