2008年09月27日
「暴力団追放」を呼びかける啓発看板
暴力や犯罪のない明るい社会づくり活動に取り組んでいる「暴力団と関係を断つ会」(藤野高之会長)は24日、意識啓発の看板を赤穂署など市内5カ所に設置した。同署管内における暴力団情勢としては今年7月、警察が加里屋のビルを暴力団組事務所と断定。同会は「今こそ暴力追放の気運を高め、暴力団の一掃を」と呼びかけている。
看板は2枚組で1枚縦90センチ、横1・8メートル。一方には「恐れない・金を出さない・利用しない」の“暴力団追放3ない運動”を掲示し、もう1枚は「暴力団住めない街へ集める勇気」の標語が入ったイラスト看板で団結を呼びかけている。
警察署のほか市役所東側の公園、新田検問所などにも同じものを設置。「暴力追放」ののぼりも取り付けた。
同署によると、市内に組事務所を開いていた指定暴力団山口組系「田端会」が今年1月に解散届を赤穂署長宛てに提出。その一方で加里屋のビルが同組系「龍和会」の組事務所として使用されている実態が警察の調べで突き止められた。
岡田正則署長は「引き続き関係団体と連携し、暴力団排除を強力に推進したい」としている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2008年9月27日(1814号)1面 (8,875,174byte)
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