2008年09月27日
学生らが芝居で「振り込め詐欺」被害防止を訴えた講習会
高齢者を狙った詐欺事件が後を絶たない中、「振り込め詐欺被害防止講習会」が27日、市民会館で開かれ、約150人が参加した。
赤穂署と市の主催で関西福祉大学の演劇部員が「詐欺師の巧みな罠」と題した寸劇を披露。4回生の内田憲仁さん(21)ら5人が「還付金詐欺」と「オレオレ詐欺」の2本立てで上演し、犯行手口をリアルに再現した。
警察のまとめでは、今年に入ってから全国で発生した「振り込め詐欺」は約1万3700件で被害総額は190億円超。赤穂署管内でも8月末までに8件計370万円の被害が出ている。
「詐欺の危険は身近にあるという気構えを持ってほしい」と同署。講習会に参加した70代男性は「どのようにしてだまされるのかがわかり参考になった。妻にも気をつけるように伝えたい」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2008年10月11日(1816号)4面 (9,101,879byte)
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