2016年05月31日
地域安全への意識を再確認した「暴力団と関係を断つ会」の総会
飲食、建設、不動産など各業界の企業や商店が暴力排除にスクラムを組む「暴力団と関係を断つ会」の平成28年度総会がこのほどあり、藤野高之会長は「暴力を絶対に許さないという、強い勇気をもって監視の目を強めよう」と訴えた。
赤穂市内にはかつて3つの暴力団組事務所が存在。同会は、暴力団関係者に対する資金提供と店への立ち入りを拒否する目的で平成4年に結成し、活動開始から20年目の23年に最後の組事務所が閉鎖した。
総会の冒頭、藤野高之会長は「暴力団が育たない、外から侵入させない、共生者を許さない、という環境を維持していくことが求められている」と地域安全への意識を再確認。濱田純司署長は「昨年8月に山口組が分裂した。今は沈静化したようにも見えるが、再び対立抗争が激化する恐れがある」と指摘し、「暴力団対策は警察のみで対応できるものではありません。みなさんの一層の協力をお願いします」と要望した。
総会は加里屋中洲の赤穂警察署で行われ、来賓と各分会役員など約30人が出席。事業計画及び予算案などを全会一致で承認した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年6月4日(2187号)3面 (11,083,470byte)
コメント
反社にからむ経営者は未だにおりますね。
投稿:赤穂市民 2016年07月15日
正直、迷惑。
引っ越して欲しい。
投稿:大嫌い 2016年07月15日
暴力団もそうだが、赤穂にいる勘違いな人もいなくなるよう警戒してほしいものだ。
投稿:赤穂市よ 2016年06月01日
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