2016年06月07日
今年5月、有年横尾で赤穂市が設置していた仮設看板が強風で民家敷地内に飛び、駐車していた自動車に接触。市が車の所有者に損害賠償していたことが3日わかった。
市によると、事故が発生したのは5月3日午後8時ごろ。土地区画整理事業地区の三差路に市が設置していたスチール製の注意喚起看板(縦140センチ、横55センチ)が風にあおられ、約10メートル離れた民家の車に当たった。
車の運転席側のドアなどに傷がつき、市が約16万円を支払うことで先月23日に和解。2日に賠償金を支払った。
気象観測記録によると、事故があった時間帯は有年地区で瞬間最大風速13・8メートルの風が吹いていた。看板を設置していた市区画整理課は「土のうで重しをしていたが、今回このような事故が起こったので、止め金具を使用するなど固定方法を検討し、再発防止を図りたい」と話している。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2016年6月11日(2188号)3面 (10,449,415byte)