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友道師とマカヒキ、凱旋門賞へ挑戦決定

2016年06月09日

  • 日本人調教師、日本馬としての初の凱旋門賞優勝を狙う友道康夫調教師とマカヒキ号

    日本人調教師、日本馬としての初の凱旋門賞優勝を狙う友道康夫調教師とマカヒキ号

 赤穂出身の友道康夫調教師(52)=赤穂観光大使=は9日、先月の日本ダービーを制したマカヒキ号(牡3)を今秋にフランスで行われるGI・凱旋門賞(10月2日、芝2400メートル)へ出走させることを決めた。
 凱旋門賞は1920年に創設され、世界で最も名高いレースの一つ。これまで延べ19頭が挑んだ日本馬は2着が3回あるが優勝はまだない。マカヒキの父で国内GI・7冠に輝いたディープインパクトも勝てなかった。
 挑戦を決めた理由として友道師は「ダービー後のダメージがない」と状態の良さを一番に挙げ、「3歳馬なので、古馬よりも斤量(負担重量)が軽い利点もある」と話した。
 8月下旬から9月上旬に渡仏し、凱旋門賞の3週間前に同じコースと距離で行われる前哨戦のニエル賞で足を慣らすプラン。騎手は「現地の競馬場を熟知している外国人ジョッキー」で調整中という。
 「(マカヒキは)飛行機に乗るのは初めてだけど、落ち着きのある馬なので輸送は問題ないと思う。勝つチャンスはあると思っています」。友道師も海外レースは初めて。いきなりの大舞台で日本人調教師として初の偉業に挑む。


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掲載紙面(PDF):

2016年6月11日(2188号)1面 (10,449,415byte)


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投稿:ダービー 2016年06月09日


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