2016年06月11日
新たに発売された忠臣蔵扇子
赤穂市立歴史博物館(冨永恵一館長)は、仮名手本忠臣蔵の名場面を絵柄にしたオリジナル扇子の新作をこのほど発売した。
歌川国貞(3代豊国)が描いた横大判錦絵十二枚揃(同館蔵)から大序「鶴ヶ丘八幡宮社頭の場」を意匠に採用。裏面に「嘉希ありといえども食せざれば その味わいを知らずとは」で始まる冒頭の台詞が記されている。
忠臣蔵扇子は毎夏新たな絵柄が発売され、今回でシリーズ第9弾。5年前に販売して好評だった「忠臣蔵四段目(城明け渡しの場)」も増刷した。
いずれも400本を製作し、一本1000円で同館(Tel43・4600)や忠臣蔵問屋わたや(Tel42・1151)などで販売している。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2016年6月11日(2188号)4面 (10,449,415byte)
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