2016年07月09日
塩屋荒神社(大嶋芬宮司)は7月15日(金)の境内神社夏祭りに向けて作品募集した奉献俳句の特選句を発表した。
かつて塩屋地区に夏の到来を告げる風物詩だった伝統の恒例行事を広めようと、昨年に続いて公募。57人から計91句が寄せられ、ホトトギス同人の片山青芝さん(84)=上仮屋南=が選句した。
特選句は入選句と合わせて14日(木)から行灯に毛筆して境内に掲示される。
特選句は次のとおり。
▽大天守かすめ播磨のつばくらめ 小島 愛子(塩 屋)
▽少女にも大志のありし雲の峰 矢野 君子(松原町)
▽薫風やポニーテールの後ろ髪 木村 京子(塩 屋)
▽遠ざかりゆく思ひ出に合歓の花 武本 敬子(元塩町)
▽芦繁る宮に謂れの句行燈 本多芙紗女(大 津)
▽古釘を替えて風鈴吊るしけり 矢能 忠子(上郡町)
▽鮎の宿瀬音残して暮れにけり 奥野美恵子(新 田)
▽里宮に安らぎ覚ゆ青田風 柳田 美鈴(元塩町)
▽夏めきて今日から変へし化粧水 戸部美智代(大 津)
▽遠ざかる老鶯別れ惜しむかに 釜谷ゆき子(真 殿)
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2016年7月9日(2192号)3面 (10,744,929byte)
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