2016年07月23日
恐竜化石をテーマにした特別展で展示されているトリケラトプスの頭骨模型
丹波市山南町で見つかった日本最大級の恐竜「丹波竜」の化石レプリカや発掘道具などを紹介する特別展「丹波の恐竜となかまたち〜発見から10年〜」が御崎の赤穂市立海洋科学館で23日から始まった。
丹波竜は平成18年、中生代白亜紀前期(約1億1千万年前)の篠山層郡から骨の化石が見つかり、新属・新種と判明。学名「タンバティタニス・アキミティアエ」と命名された。
今展では「兵庫県立人と自然の博物館」と丹波市の協力で、丹波竜のしっぽや肋骨などの化石レプリカ、発掘時に実際に使われた削岩機やハンマーなどを陳列。大型アンモナイトの標本、淡路島で出土した恐竜の下あご骨、千種川で発見された海生プランクトンなど実物の化石を含む93点を展示している。
トリケラトプスの頭骨の実物大模型(長さ約2・5メートル)も。夏休みを利用して来館した奈良市の小学6年、柴田奏太君(11)は「迫力がすごい」と大きさに驚いていた。
8月31日(水)まで午前9時〜午後4時半。火曜休館。大人(高校生以上)300円、小・中学生150円。8月14日(日)に展示説明会あり(午前11時、午後1時、同2時の3回)。Tel43・4192。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2016年8月6日(2195号)4面 (11,586,359byte)
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