2016年08月05日
「今年こそベスト8以上へ」と意気込む網干実桜さん(右)と宗平奏さんペア
ビーチバレーボールの高校日本一を決めるマドンナカップ女子ジュニア選手権大会(11〜14日、愛媛県伊予市)に東有年の網干実桜(みお)さん(18)=龍野北3年=が2年連続で出場する。
ビーチバレーは砂浜にネットを張ったコートで1チーム2人で競技する。有年中出身の網干さんは同級生の宗平奏(かなで)さん(18)とのペアで6月の県大会で準優勝。「相手チームよりも絶対に先にボールを落とさない」という粘りが持ち味だ。
準々決勝進出を目指した昨年の全国大会は目標に一歩届かずベスト16で敗れた。勝負どころで焦りが出て接戦を落としたという。2人はその反省を踏まえ、「ピンチになってもあきらめないように、練習のときから声を掛け合うように」(宗平さん)と心掛けてきた。
今年の全国大会では、コートの向きが昨年から90度回転して海岸線に対して垂直となる。2人が日頃練習している新舞子浜と同じ配置で、「風向きが似た感じになるのでプレーしやすいはず」(網干さん)。ビーチバレーは風向きによる影響が大きいだけに、有利に働くことは間違いない。
網干さんも宗平さんも高校卒業後は就職する予定で、今大会で競技にピリオドを打つという。2人は「今までやってきたことの集大成なので、思い切ってプレーして楽しい試合にしたい」と最後の夏への誓いを語った。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2016年8月6日(2195号)4面 (11,586,359byte)
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