2016年08月06日
空手道の全国中学生選手権の女子団体組手に出場する苦瓜ひなたさん
空手道の第24回全国中学生選手権大会(8月26〜28日、新潟市)に広島県代表として出場する如水館女子組手団体のメンバーに赤穂出身の苦瓜ひなたさん(13)=1年=が入った。「強い相手でも気持ちで負けずに戦って、チームの勝利に貢献したい」と健闘を誓っている。
6歳で拳義館尾崎道場に入門した苦瓜さんは小4から3年連続で糸東流全国大会に出場。スピードを活かした鋭い攻撃が持ち味だ。如水館は広島県三原市にある男女共学の中高一貫校。空手道部は創部7年目ながら中高とも全国大会に出場する強豪で、ジュニアの全日本代表も在籍している。
苦瓜さんは昨夏、如水館高校への進学を志望した兄・将英君(15)に付き添って同校空手道部の合宿に参加。苦瓜さんの素質を目に留めた堂前建顧問から「ぜひ兄妹一緒にうちへ」と勧誘された。もともとは地元中学へ進むつもりだったが、「空手道部がある学校で全国大会に出場したい」との思いが強まり、越境入学を決意。母の裕紀さん(42)と3人で広島へ移住した。
高校生と合同のハイレベルな練習環境で稽古に打ち込み、授業も含めて充実した学校生活を送っている苦瓜さん。全国大会では「後ろに下がらず、前に出る」と果敢な攻めから勝機を見いだす展開をイメージしている。
さつき町の自宅に残り、“逆単身赴任”状態になっている父の大介さん(42)は「家族と離れているのはさみしいが、子どもたちには夢を追って活躍してほしい」と応援している。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2016年8月6日(2195号)4面 (11,586,359byte)
コメント
小さい頃からずっと努力してますよね
良い結果を期待してます
投稿:応援してます 2016年08月07日
空手もオリンピック種目に決まりましたね。頑張っている人はみんな美しい!応援してます!
投稿:尾崎のおじさん 2016年08月06日
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