2016年08月17日
中学時代の野球部のチームメートに優勝メダルを見せる高田理緒さん
今月3日まで丹波市市島町で開かれた第20回記念全国高校女子硬式野球選手権で神戸弘陵が初優勝。チームの一員として赤穂中出身の高田理緒さん(17)=3年=が金メダルを獲得した。
全国各地から24校が出場した同大会。神戸弘陵はトーナメントを勝ち上がり、決勝では過去6度の全国制覇を誇る神村学園(鹿児島)に12−1で圧勝した。高田さんは控えの投手兼外野手として選手登録。出場機会はなかったが、チームを盛り上げようと懸命に声を出した。
小学3年のときに赤穂野球少年団に入団。肩が強く、高学年になるとピッチャーを任された。中学では当初、野球部が男子のみだったため、陸上部で体力を鍛えながら備前市のソフトボールクラブでプレー。2年のとき、女子の入部が認められ、晴れて野球部へ。背番号「1」をつけてエースとしてマウンドに上がり、新たに女子硬式野球部が創部した神戸弘陵へ進んだ。
始発電車で登校し、くたくたになるまで練習して帰宅する毎日。厳しい部内の競争を勝ち抜こうと、体に痛みがあっても休まなかったという。中学時代の恩師、市村大樹さん(現赤穂東中野球部顧問)は「負けん気が強く、男子とまったく同じ練習をこなしていた」と努力を認める。
「将来は人に関わる仕事がしたい」と看護師を目指す高田さん。野球は高校までと考えているという。「10年間、好きな野球をやらせてもらって、最高の仲間たちにも出会えた。長いけど、短くて楽しかった」と振り返った。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2016年8月27日(2197号)4面 (11,108,811byte)
コメント
次の目標に向かって頑張れ😃
投稿:おばちゃん 2016年08月19日
次のステップでもがんばれよー!👍
応援してるで!
全国制覇はおれの夢!
投稿:Younger brother 2016年08月17日
小学校は楽しく野球を学び、中学では仲間とともに恩師からたくさんの事を学び、高校では努力と根性。本当によく頑張りました。三年間全試合ベンチ入りを果たし、試合に出たときには結果を残しました。こうして野球を続けられた事、支えてくれた全ての人に感謝してください。
投稿:まゆちゃん 2016年08月17日
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